歯周病治療の選択肢 【犬猫の歯周病】

query_builder 2021/06/03
ブログ

めっきり過ごしやすい気候になりました。

日中は暑いくらいで、半袖でも過ごせますね☀️

露出が増えるこの季節、今更焦って筋トレなんかしております。

院長の岩田です。


さて、夏になると食欲が減る犬猫は結構多いです。

「うちの子夏いつも食べへんのよ〜、歳で顎の力が弱ってきたんか、カリカリ(ドライフード)食べつき悪いねん〜」というお声をよく耳にします。

「あ〜夏バテとかですかね〜」というオチのこともあります。



しかーしっ!!

ほんとに夏バテなのでしょうか!?

一時的なものだけなら問題ないのですが、実はそれ何か身体に異変が起こっているサインかもしれません。

そんな異変の一つとして、「歯周病」が挙げられ①ます。


口の痛みや口臭、流涎といった症状によって固いご飯が食べにくくなります。

今回、そんな歯周病の治療法の選択肢を解説します!



①デンタルケア🦷🦷🦷✨


 歯周病の程度によりますが、

 ・そこまで歯周病が重度でない

 ・全身麻酔がかけられない

 といった場合には、デンタルケアが主体となります。


 口腔内細菌の数を減らし、環境を改善することで口臭や炎症を軽減します。注意が必要なのは、「デンタルケアのみで歯周病が治ることはない」ということ。ただし、状況に応じては選択肢となります。


 ハミガキ、ペースト、ジェル、ガム、リキッド(飲水に混ぜる)タイプなど、様々なものがありますので、その子その子に合った方法で継続して行っていけるようにしましょう。

トリミング時にもオプションでハミガキさせていただいております。


どれを使ったら良いかお悩みの方はスタッフまでお問い合わせください!


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②スケーリング・抜歯🦷🦷🦷✨


 歯周病は、歯というよりも顎の骨の病気と言っていいくらいで、歯の周囲の歯槽骨が溶けてしまいます。その結果、歯の動揺や出血、体内への細菌の侵入による悪影響が出るリスクが増します。

そこに対する積極的な治療選択として、全身麻酔下でのスケーリングおよび抜歯を考慮する必要があります。


歯周病では、一見目では見えない歯周ポケットや奥歯に歯石が沈着していることが多いため、ご自宅でのデンタルケアでは効果は期待できません(痛みもあるので、嫌がったり出血したりします)。

事前に血液検査などで状態を確認して麻酔前評価を行い、全身麻酔下で処置を実施します。基本的に日帰りです。


以下の器具を用いて、お口の状態をリセットします。

当院では、口腔レントゲンも行い、抜歯が必要なのかも確認するようにしております。根本に膿が溜まっていたり、動揺していたりする歯は、もはや使いものになりませんので、抜歯をしています🥺



注意が必要なのは、

「歯周病が進行してしまうと、元の健康な歯茎には戻らない」

ということです。

かといって、じゃあ放置して閉まってもいいものではありません!


寿命が来るまでに、お口のことで困らないように、必要な治療を行っていきましょう。


ご不明点などあれば、随時ご相談ください。

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どしどしお問い合わせください!!



が綺麗だと、にっこり笑えるし自信が持てる。

動物たちもそう思っているのではないでしょうか


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